令和4年度秋期にて基本情報技術者試験に合格したので、私の試験までのスケジュール・学習方法等をシェアして、
これから受ける予定の方の参考にしていただければと思います。
試験の概要
- IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)実施の国家資格である情報処理技術者試験の1つ
- 午前試験(150分)、午後試験(150分)の2部構成で、それぞれの試験で6割以上の点数を取得すれば合格
- 午前試験は80問、午後試験は11問中5問を選択して解答する
自身のスキル
ITパスポートを2年ほど前に取得済み。
前職でモバイルアプリのプログラマーとして働いていたので、
ITに関する最低限の基礎知識は備わっていました。
学習期間
約1ヶ月
試験までのスケジュール
- 参考書1周(1週間)
- 直近5回分の午前試験の過去問を2周(2週間)
- 直近5回分の午後試験の過去問を2周(2週間)
参考書・過去問は下記の参考書籍/参考サイトを使用しました。
いずれも非常に解説がわかりやすかった印象です。
選択した問題
午後試験のソフトウェア開発分野では、Javaを選択しました。
取得してみての感想
午前試験
広い範囲の知識をインプットでき、これまで断片的に理解していた内容を体系的に整理することができました。
午後試験
実務でも参考になる問題が多く非常に勉強になりました。
総評
午前試験は過去問通りの問題が出題されたので、とても簡単でした。
午後試験は予想通りデータ構造及びアルゴリズムが難しかったですね。
これから受験する予定の方へ
IT業界未経験~業界歴1年未満の方
学習期間を2~3ヶ月もうけてください。
この間に、
- 参考書1周(2週間~1ヶ月)
- 直近5回分の午前試験の過去問を3周(1ヶ月)
- 直近5回分の午後試験の過去問を3周(1ヶ月)
のようなスケジュールで取り組めば問題なく合格できるかと思います。
業界歴1年以上の方
上記、試験までのスケジュール通りに学習すれば合格できるかと思います。
(私よりも業界歴の長い方だと、もっと短期間の学習でも合格可能かと思います。)
令和5年度以降の変更点
実は令和5年度以降から基本情報の制度が少し変更されます。
試験が通年で受けられる、試験時間が午前・午後ともに短縮されるなどの変更点があります。
中でも最大の変更点は、
午後試験で、プログラミング言語の暗記が不要になった 点でしょう。
個別のプログラミング言語(Python、Java等)の出題がなくなり、疑似言語による出題となります。
暗記量は減りますが過去問が無いので、サンプル問題を参考に学習を進める必要がありそうです。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/fe_kamoku_b_sample.pdf
参考書籍/参考サイト