IT情報あれこれ

IT系の情報を雑多に

未経験からエンジニアに転職した方法

私は現在ITコンサルとして働いていますが、コンサルになるまではモバイルアプリのエンジニアとして約2年間働いておりました。

エンジニアに転職するまでは、商社で1年半ほど営業として働いておりITリテラシーは皆無でした。

そんな私がどのようにエンジニアに転職できたのかお伝えいたします。

 

転職時の経歴

  • 理系(農学部)大学学部卒
  • 新卒で商社の営業
  • Word/PowerPoint/Excelが少し使える程度
  • ITに関する苦手意識あり
  • TOEIC 720点

 

エンジニアを目指した理由

 

営業の仕事内容にあまり魅力を感じていなかった時に、情報系の大学院の友人からプログラミングやIT分野の話を聞いて、IT企業に関心を持つようになりました。独学でプログラミング言語の習得は可能であることも聞いていたので、Javaの勉強をはじめました。

Javaを選んだ理由はネット上の様々な記事に世界中で広く使用されている言語である、という内容が多く見られたという漠然とした理由でした。また、このときは興味本位で勉強を始めただけでエンジニアに転職したいという気持ちはまったくありませんでした。

Javaの学習を始めると、、、本当に何もかも分かりませんでした。プログラミング言語に関してはもちろん、ソフトウェア、ハードウェアに関しても何も分かりませんでした。ただ、これが非常に良かったと思っております。テキストのページをめくる度にITの世界にどんどん踏み込んでいっている感覚がありました。

Javaの文法の学習を一通り終えると、Javaを使って自分でアプリを作ってみたくなりました。ググってみると、AndroidアプリはJava(現在は主にKotlinです)をもとに作られていることを知り、見よう見まねで作ってみました。たしかメモアプリを作成したのですが、今考えるとアーキテクチャAndroidのコーディング規則等全てが無茶苦茶でした、、、。

駄作ではあるものの独学でAndroidアプリケーションを作成しきった私はアプリケーション開発の楽しさに取り憑かれました。そして、モバイルアプリエンジニアになることを決心しました。

 

Javaの学習に使用していた書籍

books.rakuten.co.jp

books.rakuten.co.jp

 

Androidアプリ開発に使用していた書籍

books.rakuten.co.jp

 

エンジニア転職を志した当時の状況

私がエンジニア転職を考えた2020年は、プログラミングスクールが乱立し空前の「未経験からのエンジニア転職」ブームだった記憶があります。

 

エンジニア転職のためのライバルとの差別化

他の未経験からの転職組に勝つために以下の差別化をしました。

 

  • 全ての学習を独学で行う

エンジニアは自走してコーディングする能力が求められるので、この素地があることを示すために、プログラミングスクールには通わず全て独力で行いました。

 

いくら履歴書に「Javaが書けます。」、「Androidアプリが作れます。」と記載しても面接担当者に能力を十分に伝えることはできません。

なので、非常に簡単な仕様でいいので、これを十分に満たしたアプリケーションを作成し、GitHubに公開しました。

 

  • 熱意を伝える

差別化した点の中で最も効果的であったのが熱意を伝えたことであると思っております。未経験で入るエンジニアはスキルがあってもほとんどの人材が入社後に研修やメンターの指導が必要となります。なので、即戦力は求められておりません。アプリ(ソフトウェア)開発が好きで、多少の辛いことも乗り越えることができるメンタリティが重要になります。

具体的には、面接の最後に時間を頂いて、いかに自分がアプリ開発に携わりたいかを自分の言葉(あえて詳細は考えずに)で伝えました。

 

使用していた転職サイト

Wantedlyのみ使用しておりました。

www.wantedly.com